勉強会・工場見学会を行いました
先日、「博多ヨーロッパ野菜研究会」のメンバーの方々と、以前より当社の有機質資材を活用され、みかんの栽培を行っているIさんと勉強会を行いました。
「博多ヨーロッパ野菜研究会」(代表:柴田陽平さん)は、福岡県西区周辺の7人の生産者(栽培されている作物は多種)の方々で構成されたグループです。
地元福岡で、高品質・高栄養の野菜を作りたい、消費者に喜んでもらいたいという願いのもと、
研鑽の日々を送られ、現在、ケールをメインに共同で栽培されています。
グループで話し合いを進める中で、まずは原点に立って、植物生理から学びたい、化成を使わずに、有機肥料で栽培をしていきたいという思いが高まり、Iさんを通して当社のことを知り、今回の勉強会の運びとなりました。
当日は
①植物生理について
②土づくり、環境づくり
③病気の原因と対策
④健康的な食物づくり
⑤自然の力を引き出す有機肥料・資材
⑥生産者の心構え
⑦質疑
等の流れに沿って激論?笑い?を交えながら共に学び合いました。
「博多ヨーロッパ野菜研究会」の野菜は、仲卸業社を通じて販売されており、地元福岡市内のホテルや飲食業はもちろん、首都圏を中心としたところで利用されています。
代表の柴田さんは
「西洋野菜のニーズの高まりを日々、実感しています。同時に常により良い物を作って行きたいという思いが強くなっています。」
と話されています。
野菜作りへの情熱と、消費者に対する真摯な思いが、グループの日々の学びとメンバーの方々の「まとまり」を深めていると感じました。
質疑の中では、皆で失敗談を語り合う場面も見られました。
挑戦したから失敗があり、失敗の先に、次の成功が見えてくる!そんなことを考えさせられました。
後日、当社のぼかしを生産している工場の見学を行いました。
一口に「ぼかし」と言っても原料は多岐に渡ります。
当社の厳選した「ぼかし」の原料、行程を見て頂くことで、良質で、作物にとって、健康的な発酵型の「ぼかし」であることが納得して頂けたと思います。